実績

課題

ローテク業界ではあるものの競争の少ない環境であったことから、これまでは利益の確保が可能であった。
しかし、近年は業界再編の影響で計上される利益が少なくなってきており、コストに見合った利益の得られない製品やセールスの見直しが必要となっていた。
一方、これまで本格的な管理会計導入の必要性を感じていなかったこと、人材も不足していることなどから、昔ながらの簡便な原価計算を行うのみであった。

対策

ABSと会社でPJチームを立ち上げ、製品ごとの原価をより明確にする取組を実施した。
また、販売管理費の管理方法を変更し、コストと成果を対比させその効果をより明確にする取組を実施した。
会社として販売すべき商品群がより明らかとなったことで、販売戦略の見直しがなされた。
またパフォーマンスの悪い営業形態が見直され、より効率的な営業システムづくりが行われた。

結果

販売戦略の見直し、新たな営業システムづくりにより業績が向上したことから、会社は更に管理会計の精度を高め、より効果的な営業戦略・営業システムづくりを目指すべく改革をさらに進めている。
社員の意識に変化が出てきた事が社長の目にも見て取れるようになった。